MONOMENTAMが生まれるまで
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こんにちは。
リュックブランド「MONOMENTÅM」を運営しているヒラノンです。
このブログでは、MONOMENTÅMのものづくりや考え方、
そしてブランドが生まれるまでの背景を少しずつお伝えしていきます。
今回は、私自身が
なぜ安定したキャリアを手放し、リュックブランドを立ち上げるに至ったのか
その経緯について書いてみようと思います。
レールの上を走っていたこれまで
起業する以前の私は、
いわゆる「順調なキャリア」を歩んできました。
中学受験を経て理系の道に進み、
東京大学大学院を修了。
その後は、大手メーカーの研究開発(R&D)職として働いていました。
当時は
「ここまで来られたのだから、あとはこのまま進めばいい」
そう思っていました。
理想と現実のズレ
ただ、働くうちに少しずつ違和感が生まれました。
私はもともと髪にコンプレックスがあり、
「自分の悩みを解決できるプロダクトを作りたい」という思いで研究職を志しました。
しかし実際の仕事は、
既存商品の細かな改良や品質対応が中心。
目の前の業務に追われる日々の中で、
自分が本当に作りたかったものから、少しずつ遠ざかっていく感覚がありました。
「このままここに居続けて、後悔しないだろうか」
そう自問することが増えていきました。
副業と失敗について
現状を変えようと、副業にも挑戦しました。
不動産投資や物販など、さまざまなことを試しましたが、
どれも思うようにはいきませんでした。
本業との両立もうまくできず、
心身ともに余裕を失っていき、
最終的には会社を辞める決断をします。
計画的とは言えない選択でしたが、
「一度立ち止まらなければ前に進めない」
そんな感覚がありました。
なぜ「リュック」だったのか
会社を辞めた後、
改めて自分が本当にやりたいことを考えました。
そのときに浮かんだのが、
昔から好きだった リュック でした。
日常的に使う中で、
「ここがもう少しこうだったら」
「こういう構造ならもっと使いやすいのに」
と、自然と考えてしまう。
それなら、自分が納得できるリュックを
一から作ってみようと思ったのが、MONOMENTÅMの始まりです。
ものづくりの現実
実際に作り始めると、簡単なことは一つもありませんでした。
海外工場に断られたり、
試作を何度も重ねたり、
ようやく完成しても、最初はほとんど売れませんでした。
「良いものを作れば売れる」
それが必ずしも正しくないことを、身をもって知りました。
伝わった瞬間
転機になったのは、
自分の作ったリュックを“使ってもらい、紹介してもらった”ことでした。
想いが言葉と一緒に届いたとき、
初めてプロダクトの価値が正しく伝わった感覚がありました。
この経験から、
MONOMENTÅMでは
作ることと同じくらい、伝えることも大切にしよう
と考えるようになりました。
MONOMENTÅMが目指していること
MONOMENTÅMは、
ただ機能を詰め込んだバッグブランドではありません。
日々の移動や仕事の中で、
余計なストレスを減らし、
自然に使い続けられる道具を作りたい。
そのために、
設計・構造・使う流れを大切にしながら、
一つひとつ形にしています。
これからも、このブログやSNSを通じて、
ものづくりの過程や考え方を少しずつ共有していく予定です。
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
MONOMENTÅMは、
まだ成長途中のブランドです。
だからこそ、
使う人の声を取り入れながら、
より良い形へと進化させていきたいと考えています。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。